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<80才からのメッセージ>
投稿者:
原田勉
投稿日:2005年 3月22日(火)10時32分34秒
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超高齢を目指していかに生きるか。
3月21日、誕生日を迎えた。主治医から、「傘寿ですね、おめでとう」とお祝いの言葉をいただいた。難病を抱えてよくぞここまで生きてこられたという意味が込められている。
本当に、ここまで生かして頂いたことに感謝しなければならない。第一に、目に見えない自然の力・神仏のおかげである。
第二に、産み育ててもらった父母、兄弟、姉妹のおかげである。そして多くのことを教えていただいた恩師、先輩、朋友のおかげであり、さらに重要な家族の支えで生きてこられたのだと思う。
私は、80歳までとても生きるとは思わなかった。
第一に、1945年、軍隊に召集されて明日をも知れぬ戦争の中で、長い命ではないと思った。
第二に、戦後占領期に、メーデー事件など、混乱に巻き込まれ、その遠因で入院・手術など十数回で死ぬ目にも会った。
70歳を過ぎてからは、昔の輸血による肝炎、脳出血、多発性骨髄腫で余命3年の宣告を受けた。
しかし、現在まだ生きている。本当に皆様のおかげと感謝している。
さて、80歳を過ぎて、これからの人生をいかに生きるか。
人間の寿命は、誰にも予知できない。私もいつまで生きるか分からない。しかし生きている限り、何か、人のため、社会のため、役に立ちたい。今までジャーナリストとして情報提供を使命としてきた。今後は取材の幅も深さも不十分であるが、高齢者としての立場から、できる範囲での情報提供をしていきたい。
今後も、農文協図書館に週三回は通勤して、高齢者の健康問題や、老人の社会的・心理的問題を勉強し、読み、書くために考え、自分のためにも呆けないように努めたいと思う。
これからの課題は、人間はいかに衰えるか、死に至るまでの生態を、自分を実験台として観察し、老化予防によって、どこまで元気に長生きできるかのウォッチングをすることである。とくに85歳以上の超高齢者の4人に1人は、痴呆になると言われている。それをどうやったら防げるのか、を追究してみたいと思う。
すでに106歳になられる近藤康男先生の先例もあることだし、このための情報提供を自分の使命としたいと思う。
(『電子耕』155号コラムより)
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